2019, 01, 29
ずっと開発を続けてきたwebアプリがようやく見せれる程度になってきたので、忘れないように使い方をメモしておく。
簡単な仕組みはこうだ
- 表示範囲の座標を取得→サーバーに送る
- 気象データの入ったDBから気象データが、同時に標高を取得
- レスポンスを受け取ったら表示する。
— 使い方 —
1. ブラウザでロードするとこのような状態で表示される。
左上の四角で囲まれた部分は上段が「地図の拡大、縮小、北を上」にするボタン
下段が「カメラ設定の初期化(真上・真北)、cubeの表示・非表示、立体表示と平面表示の切り替え」
右上の四角囲みをクリックすると、表示データの切り替えパネルが出てきます。
地図内の丸囲みの赤い点は、気象庁の観測所がある場所を示します。
地図内の赤い下線部分はタイル番号とズームレベルが表示されています。
2. 表示データ切り替えパネル
上部にデータ切り替えのボタン、下部に地図内の表示に対応する凡例が描かれます。
ボタンは「気温表示」「植生表示」「雨量表示」「最低気温と最高気温切り替え」の4つがあります。
「最低気温と最高気温切り替え」ボタンは気温表示の時のみ機能します。
「気温表示」と「植生表示」を組み合わせると気温と植生を組み合わせたシミュレーション表示になります。シミュレーションは「紅葉」と「桜」の2種です。
3. 気温表示
「気温表示」を押すとこのような表示になります。
読み込んだ気温から全体の気温を計算し、気温を色で表示します。
この状態で「最低気温と最高気温切り替え」を押すと、最低と最高気温を切り替えます。
また、気温表示の状態で「植生表示」をおすとシミュレーション結果が表示されます。
4. 雨量表示
「雨量表示」を押すとこのような表示になります。
この状態で「植生表示」を押すと標高表示になります。
それ以外は変化しません。
5. 植生表示とシミュレーション表示
「植生表示」を押すと以下のようになります。
この状態で「気温表示」を押すとシミュレーション表示に切り替わります。
シミュレーション表示はこんな感じ
今は冬なのでこうですが、春は桜色に、秋は錦秋に染まる予定です。
6. 視点の変更、表示範囲の変更
「ctrl」を押しながらドラックすることで、視点を変えて好きな角度から見ることができます。拡大縮小、表示データの切り替えもこの状態でできます。
地図の表示範囲の変更は、斜めからの視点担っている状態で行うことをお勧めします。視点が真上からの状態の場合、データのロードに若干時間がかかるためイラっとすることがあります。
およそ見たい範囲まで移動して「カメラ設定の初期化」を押すとデータのロードが始まり、cubeを描画します。
7. 凡例の詳細
・標高:標高によるの色分け、数字が標高を示す(m)
・気温:気温による色分け、数字が気温を表す(℃)
・植生:植生による色分け、
ev1:常緑樹1
ev2:常緑樹2
pi:オオシラビソ他
rdblt:落葉広葉樹(紅葉)
ydblt:落葉広葉樹(黄葉)
ffst:風衝草原
grs:草紅葉
ms:ススキ
co:海岸性植生
msh:湿原など
ap:水生植物
reed:ヨシなど
pa:牧草地
nbl:自然裸地
owa:開放水域
log:伐採地
logt:伐採跡
ca:造成地
・雨量
fine:晴れ
cloud:曇り
sn 3:降雪 0〜3mm
sn 15:降雪 3〜15mm
sn 25:降雪 15〜25mm
sn 50:降雪 25〜50mm
sn 80:降雪 50〜80mm
sn 99:降雪 80mm〜
rn 3:降雨 0〜3mm
rn 15:降雨 3〜15mm
rn 25:降雨 15〜25mm
rn 50:降雨 25〜50mm
rn 80:降雨 50〜80mm
rn 99:降雨 80mm〜
noData:気象データ欠損
noElev:標高データ欠損
・シミュレーション
StEg:紅葉開始時期 / 常緑樹
StY:紅葉開始時期 / 黄葉樹
StR:紅葉開始時期 / 紅葉樹
StGs:紅葉開始時期 / 草紅葉
StOth:紅葉開始時期 / その他の植生
BstEg:紅葉最盛期 / 常緑樹
BstY:紅葉最盛期 / 黄葉樹
BstR:紅葉最盛期 / 紅葉樹
BstGs:紅葉最盛期 / 草紅葉
BstOth:紅葉最盛期 / その他の植生
FinEg:紅葉終わり / 常緑樹
FinY:紅葉終わり / 黄葉樹
FinR:紅葉終わり / 紅葉樹
FinGs:紅葉終わり / 草紅葉
FinOth:紅葉終わり / その他の植生
SuEg:夏季 / 常緑樹
SuY:夏季 / 黄葉樹
SuR:夏季 / 紅葉樹
SuGs:夏季 / 草紅葉
SuOth:夏季 / その他の植生
CbSt:桜の開花
CbBst:桜満開
CbFin:桜終わり
8. データの出典
- 標高:国土地理院標高タイルを使用
- 植生:環境省生物多様性センター「自然環境保全基礎調査 1/50,000 植生調査」を使用(※弊社で表示用に加工したものを使用)
- 気象データ:気象庁のHPより弊社で編集したものを使用
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