2018,12,21

唐突ですが、国土地理院をご存知だろうか?国土管理のための測量・調査を行う国の機関である。

この地理院は近年webでの利用を目的とした成果の公開に力を入れており、測量成果の中に「標高タイル」というものがあり、誰でも使うことができる。例えば、これを読み込んでwebGLを使って表現すると最初の画像のような立体的な表現もできてしまう。

そしてこのwebアプリを作っているうちに、作った立体モデルに色々な情報を表示したらどうなるかを試したくなり、日本の植生を表示しようと思い立ったわけである。これが2番目の画像。

標高タイルをつかってweb上に表示するのは、データを読み込めばできる訳だが、植生を表示しようと思った時に、webで使いやすくなっている都合のいいものはないことに気が付いた。標高タイルはすぐに使えるという点でとっても優れている代物だったんだね。

それはそうとして、待ってても出来上がる訳ではないので「植生のタイルデータを作ってしまえ」と、やり方もわからずにこの挑戦が始まった。そして今、作ったなら公開するかという段階にきた訳です。

 

簡単ですがデータの仕様は下記の通り(まだ配信してません)

・データ整備範囲: 日本国内(北方領土など一部例外あり)

・データ形式:地図タイルをテキスト形式で格納

1タイル = 256個×256行のカンマ区切りのデータ

ただいまタイル化処理を進行中だが、数が多く処理にもまあまあ時間がかかるので、処理中にAPIと使用例でも作っておこうと思っているところです。